SEVEN STAR

第14話

義兄への憧れ

マントに身を隠していたのは、極十字聖拳の流緋鶴。流飛燕を兄と慕う女拳士であった。飛燕の死を知り、その恨みを晴らすことだけが彼女の生きる意味となっていた。
一方、孤児たちと食卓を囲むヤサカとエリカの前に、謎の一団が現れる。突如、大音量で鳴り響くクラシックの調べ。駆けつけた拳志郎は、暗闇から現れたオランダ軍将校・コールと対峙する。
「僕は最強、最高の人間兵器を創造するのだ!」
人間を狂気へ導こうとするコールに拳志郎の怒りの拳が炸裂する。

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