SEVEN STAR

第13話

神に選ばれし民

戦禍の中国を離れ、インドネシア・ジャカルタで束の間の穏やかな時間を過ごしていた霞拳志郎らの前に、オランダ軍が迫っていた。そして、街では吸血鬼の噂が出回りはじめた。人々が誘拐され、ある実験が行われているというものだった。一方、拳志郎の前に、飛燕と同じ刺青を持ち、マントをかぶった男が現れた。男は突如、手刀を振り下ろし、拳志郎に襲いかかる。
「北斗の文句は……俺に言ええぇいいいっ!」
拳志郎の命を賭した最後の闘いが、今まさに始まった――。

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