SEVEN STAR

第4話

北斗神拳の源流

丘の上の教会で牧師となり、エリカと生きていくことになった飛燕。上海租界では政府軍が慌ただしく行き来し、戦争の不穏な気配が色濃く漂い始めていた。拳志郎は葉子英とともに、ギーズを手にかけた男を探しに、上海の表通りに繰り出していた。やがて路地にたどり着いた拳志郎は、シルクロードの匂いを嗅ぎ取る。
政府が西斗月拳を使う拳法家を雇ったとの知らせを聞いた拳志郎。かつて、旅したシルクロードで目にした白狼を思い出し、西斗と北斗の血塗られた宿命をゆっくりと語り出すのだった。

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