SEVEN STAR

第5話

餓狼の怨念

上海租界では、中国政府軍によって爆弾が撃ち込まれ、遂に戦争が勃発。潘の屋敷も爆撃の標的となった。爆撃を避けた聖堂で、拳志郎はエリカから、昨晩から飛燕が戻っていないことを聞く。
「月氏の神は北斗を許さない!」
飛燕の前に現れた西斗月拳の使い手ヤサカは、西斗が舐めた二千年分の無念を晴らすべく、捕らえた飛燕を自ら解放し対決に臨む。
激闘の末、飛燕が目にしたのは、ヤサカの繰り出す西斗月拳の秘奥義だった――。
「き、貴様あああっ!」飛燕の声が廃墟にこだまする。

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